令和元年7月20日(土)キックオフ講座を開催!

30名の高校生が曳山博物館に集まりました。

“高校生Challenge&Creationプロジェクト”は、高校生が地域と関わるプロジェクトに挑戦することで、自身が地元で過ごす間に、地元の魅力や、地元で暮らすことのおもしろさ・楽しさを感じてもらうために昨年度から実施しています。
今年度の取組テーマは『プロモーション』。
“動画”と“web”で、地元長浜の企業やお店の魅力を高校生の感性で伝えてもらいます。

キックオフでは、長浜市在住で滋賀県を拠点として音楽活動をされる~Lefa~の北川陽大さんと、長浜市出身でプロモーションをお仕事として手がけておられる株式会社kiCk代表取締役の藤川大詩さんのお二人に講演いただきました。
お二人の熱いお話に高校生も真剣に聞き入っていました。

地元で見つけた地域と人生の可能性 ~北川 陽大さん~
プロを目指すミュージシャンの多くが東京へ向かう中、なぜ、北川さんは地元滋賀を拠点に音楽活動をされているのか!
音楽業界に興味を持ったきっかけから現在の全国的な活動にいたるまでをご自身の経歴や経験を交えお話しいただきました。

お話をお聞きして、北川さんの疑問を追及する探究心と素早い行動力に驚きました。
前例のないことに対して、できない理由を考えるのではなく、「まずは実験してみよう!」とチャレンジすること、その繰り返しが今のご自身の活動につながっていると感じました。

「滋賀にいても工夫や考え方次第で全国で展開することもできる。故郷や地域だからこそ叶えられる夢もある。」
力強いメッセージは高校生のみんなにも伝わったと思います。

What is PROMOTION? ~藤川 大詩さん~
藤川さんは大手広告代理店等での勤務を経て、平成25年にkiCk inc.を創業。
サンスター株式会社、旭化成ホームズ株式会社、アディダスジャパン株式会社など多くの企業の広告プロモーションを手がけられています。
今年度の取組テーマである「プロモーション」について、3つのステップとともに、自己紹介(=自己プロモーション)を題材に分かりやすく教えていただきました。

3つのステップとは、周りとの差別化、ターゲットの理解、Creativity(クリエイティビティ)ですが、中でも一番大切なのは、Creativity=創造性・アイデアだとおっしゃっていました。
相手に「伝える」のではなく「伝わる」ことが大事、そのために必要なのが、「Creativity=創造性・アイデア」を付け加えることだと。
印象に残った言葉があります。
「プロモーションの企画・制作ってプロでも難しい。でも、その100倍おもしろいんです。だって、正解がないから。」
そのおもしろさを、高校生プロジェクトを通して高校生のみんなに感じてもらえたらと思います。

ワークショップ
最後に、滋賀県立大学の上田洋一先生のファシリテートにより、ワークショップを行い、高校生のみんなに「シェア(おすすめ)したい長浜」について自由に意見交換してもらいました。

すでに、動画とweb、2つのプロジェクトがスタートしています。
今後も夏休み期間を通じて行われる高校生の活動の様子を、随時掲載していきます。
高校生の活躍と健闘をぜひ応援してください!!